こんにちは、織田瑞希です*
新緑の季節いかがおすごしでしょうか(=^x^=)
先日、七和夕加ちゃんにお誘いいただいて
ミュージカル「刀剣乱舞」~阿津賀志山異聞~ を観劇してきました!
本作はゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」をミュージカル化したものです。
通称「刀ミュ(とうみゅ)」と呼ばれています。
新撰組の沖田総司が使用していた刀・加州清光
平安時代に刀工・三条宗近によって作られた三日月宗近、小狐丸
同じく平安時代の刀・石切丸
源義経の守り刀・今剣
義経の従者、武蔵坊弁慶が使っていた薙刀・岩融
…の刀剣男子6人が織りなすお話。
あれ?1人だけ江戸時代で、他5人は平安時代?時代が違いすぎない??
…と思いますよね!
そうなんです!
三日月宗近、小狐丸、石切丸、今剣、岩融は刀派(作られた場所や刀の特徴)が同じとされている刀。
簡単に言うと、血縁関係があるとか、ルーツが同じとか、そういう感じでしょうか。
加州清光は、自分と違いすぎる時代と個性を抱えた刀たちと同じ隊に入れられ、その上隊長をするように、と言いつかる。
…そこからお話が始まります。
『源義経が源頼朝の計略によって死ぬ』という歴史を変えようとする歴史修正主義者に立ち向かい、正しい歴史の流れに戻すことが、今回の刀剣男子たちの役割。
しかし今剣は、正しい歴史上、源義経が自刃に使用した短刀。
ここで歴史を変えれば、元の主は自刃することはない……
―――そう思い、変えられた歴史のまま進めようとしますが、他の刀剣男子たちに止められ、諭され、歴史を正しい流れに戻すことを決意します。
「自分の身体を使って、命を絶った主」に相対する今剣の気持ちを思うと…とても切なく、つらかったです。
刀剣乱舞という作品は、「長く使われたものには魂が宿る」という付喪神の考えを根底に敷いています。
刀と言えば、主の一番近くに置かれたもの。
彼らはどんなことを感じながら、一番近くで主を見ていたのでしょうか。
「死してなお、自分に仕えよ」と、義経に言われた弁慶。
その心は、言葉は、刀剣にも受け継がれ、岩融は今剣をずっと見守ると心に決める。
―――――というミュージカルが、第1部。
休憩をはさんで、第2部はライブです!
刀剣男子が歌い踊るライブです!
なぜ刀剣が歌うのか?踊るのか?
細かいことはいいんです!
小狐丸のセリフを借りるなら、「ぬしさまたちが喜んでくれている」なら、なんでもいいのです!
「ぬしさま」とは、ゲームのプレイヤー「審神者」のこと。
刀剣男子たちの今の主ですね。
ということで、観客は「審神者」としてライブを楽しむのです!
宝塚の2幕のレビューと似たような感じ…というと、多少イメージが伝わるでしょうか。
ペンライト持ち込みOK!
うちわ(ジャニーズのコンサートで見かけるアレですね!)持ち込みOK!
という、ライブ。
”推し刀”のイメージカラーのペンライトを振って楽しむのみ!
ミュージカルのコンサートと言えば、ミュージカルナンバーを歌うのかな?と思いきや、2幕のライブのために用意された楽曲を、2幕のために用意された衣装で歌うという、本当にライブでした…。
すごく…すごく楽しかったです…。
ストーリー部分ではあんなつらい役割をこなしてきたのに、審神者が楽しんでくれるから、とにこにこ舞い踊る刀剣男子たち…これがギャップ萌えというものなのでしょうか?!(笑)
とても楽しい時間でした!誘ってくれた夕加ちゃんに感謝感謝です*
―――そんなミュージカルの前、5月には
舞台「刀剣乱舞」をライブビューイングで観劇しました~。
劇場公演のチケットもチャレンジしたのですが、まったく取ることができず…
刀剣男子人気恐るべしです!
通称「刀ステ(とうすて)」の舞台は本能寺の変。
織田信長に所有された刀たちを中心にお話が展開していきました。
刀ミュ、刀ステ、どちらもインターネットで映像配信を見ることができます!
おうちでこんな簡単に見れる時代になったんですね…いい時代になりました*
↑黒い方が刀ステ、白い方が刀ミュのパンフレットです*
*おだ みずき*